TVアニメ公式サイト STEINS;GATE

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ストーリー

#12「静止限界のドグマ」

7000万年前の荒野に時間跳躍する夢を見た岡部。白昼夢のような奇妙な感覚から目を覚ますと、まゆりが泊まり込みで制作していたコスプレ衣装、そして紅莉栖のタイムリープマシンが完成を迎えていた。ついに“時空を超える装置”を手に入れた岡部たち。しかし、岡部はタイムリープマシンの実験を中止。事実を世間に公表し、研究機関に装置を託すことを決める。ラボメンたちも岡部の決断に賛同し、それぞれの労をねぎらうためにパーティーが開かれる。犬猿の仲である紅莉栖と鈴羽も顔を合わせるが、まゆりの気遣いで和やかなものに。だが、穏やかな空気がにわかに破られる。テレビには緊急ニュースが映し出されていた。爆弾テロの予告によって秋葉原駅を通るJR各線が運転を見合わせるというニュースに、岡部は悪い予感を覚え、鈴羽はなにかを言いかけてひとり飛び出してしまう。そして、彼女と入れ替わるように、5人の武装した男たちがラボに押し入ってきた。彼らに続いて岡部らの前に現れたのは、黒いライダースーツに身を包んだ桐生萌郁であった。彼女の目的は完成したばかりのタイムリープマシンと開発者たちの身柄の確保。そして、「椎名まゆりは、必要ない…」と言うと、彼女の眉間に銃口を向けて引き金を引いたのだった。

GLOSSARY

【用語1】 タイムリープマシン

紅莉栖が「電話レンジ(仮)」を改造して開発した、記憶を過去に送れる装置。装着したヘッドギアから読み取った被験者の記憶データを、SERNのLHCに転送。そこでミニブラックホールを利用して、データを圧縮する。その後、Dメールの要領で過去に送り、携帯電話を耳に当てている受信者に、拡散電波によって未来の記憶がコピーされる。1回のタイムリープで遡れるのは48時間までである。

【用語2】 ハイデガー

20世紀を代表するドイツの哲学者、マルティン・ハイデガー(1890-1976)。彼の未完の著書『存在と時間』では、人間の感情によって認識される物と同様に、記憶や経験も認識の中に存在するといったことを論じている。「人間は根源的に時間的存在である」とは、端的に言えば「人間は過去から現在までの経験を元に、未来の行動を決める存在である」という意味になる。

【用語3】 サイリウム・セーバー

岡部たちが開発した未来ガジェット6号機。ケミカルライトスティックに血糊が内蔵されており、本格的なチャンバラごっこも楽しめる。まゆりはラボの屋上にいる岡部に会いにいくとき、懐中電灯がわりに利用した。名作SF映画『スパークウォーズ』で使われた武器が元ネタとなっている。

【用語4】 爆破の予告

タイムリープマシンの完成記念パーティー――岡部が言うところの「開発評議会」の最中に流れた、テレビのニュース速報。爆弾テロの予告があり、秋葉原駅を通る電車がすべて運転見合わせとなった。このとき岡部が感じた極度の不安は、その直後に最悪の形で的中することになる。

【用語5】 カイちゅ~

まゆりが持っている、祖母の形見の懐中時計。彼女はこの懐中時計に「カイちゅ~」と名づけて、とても大切にしていた。

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